ジレッタント 彷徨と喜憂

物見遊山が好きです

アート

YOKO ONO: MUSIC OF THE MIND Tate Modern

とタイトルにしたのだけれども、9月1日の会期終了までに、ロンドンに行く予定はない。 実は、外苑前のギャラリー360°で、ヨーコ・オノさんの誕生日2月18日を祝うためにファンの方々から画像やテキストなどを募集し、作品集として編集し、ご本人にプ…

地つづきの輪郭    大小島真木 高嶋英男 伏木庸平 増子博子  セゾン現代美術館 そして堤清二さんのこと

今年2022年の6月に長野に小旅行をした時、セゾン現代美術館に立ち寄った。 当然だけれども、この展覧会の会期はとっくに過ぎている。 タイムリーな記事とはならなかったが、いつものように散漫に書き連ねるのではなく、書くべき何かが見つかったような…

小山敬三 浅間

この絵は、品川プリンスホテルの巨大壁画の下絵となったものらしい。 軽井沢プリンスホテルウエストのロビーに飾られている。 画家、小山敬三とその作品を知る人は珍しいらしく、写真を撮るときに奇異な目で見られた。 この絵の真下には、椅子が置いてあって…

井の頭公園 写真家の生き方

かなり前のことなるが、東京・井の頭公園で毎週日曜日に露店が並んだ。 今でいうフリーマーケットとは違う。 使用済みのものの再利用・出品ではなく、手作りの品物を出品するという催しだった。その中にはもちろんリメイクもあった。 品物だけではなく、似顔…

村井 啓哲 「LUX / MW」

早いもので、展覧会開催(於 外苑前ギャラリー360°)から1年半が経った。 すぐにブログに書く予定だったが、仕事が多忙だったこともあり、 手がけている音楽ブログともども、更新が滞ってしまった。 ロウソクの灯の揺らぎを音に変換して聴く、マルチプルの…

小杉武久展   ローレンス・ウェイナー逝去

昨日、外苑前のギャラリー360°に行ってきた。 コロナ禍の影響もあり、久々の展覧会が開催された。 2019年に逝去した小杉武久を偲ぶ展覧会が同年の夏に催された。 その時も見学しに行ったが、今回は3回忌を追悼する回顧展が開かれたので、駆けつけた。 …

国分寺でんえん 展覧会

東京の国分寺市は、国分寺跡が発掘されて残されるほどの、その名の通り古い町だ。 駅周辺の市街地は以前、そうした町にふさわしい店が並んでおり、よく訪ねたものだった。 バー、喫茶店、古本屋、中古レコード店、ライブハウス、雑貨店等々。 作家の椎名誠作…

photo komoro 2021 浅間国際フォトフェスティバル

大手ストックフォトのamanaが主宰している、浅間国際フェスティバルは2018年にスタートした。 2018年と2019年は、長野県御代田町で開催され、コロナ禍にあった2020年は休止となった。そして、ことし2021年は、同県の小諸市で開催された。 直前の記事は、編集…

photo miyota 2018 浅間国際写真フェスティバル2018年

2018年に他のブログで書いたものを編集整理して掲載する。 Plus Agnes Varda & JR chad mooreの写真。 いずれの写真も、2018年の9月まで長野県御代田町の旧メルシャン美術館跡地で行われていた写真展のものだ。写真展は、ストックフォト大手のアマナが運…

ゲルハルト・リヒター Gerhard Richter 於 ボヘミアンズギルド

Cage P19シリーズ Flowシリーズ 神保町にはアートを生業とする店が少なくない。 夏目書房もそうした店のひとつだ。 アート関連の古本屋が本業だが、絵画やアート作品も多く扱っている。 一昨年まで、近くの別のビルにあったギャラリー「ボヘミアンズギルド」…

珈琲美学 それに小石原焼

もう何年になるだろうか。 家の近所にあった、珈琲美学に通ったのは。 学芸大学駅の近くにある、珈琲美学は、そのお店の姉妹店と聞いていた。 珈琲美学というのは、浅煎りを専門にするコーヒー専門学校が暖簾分けした工房を指すそうだ。 この場所(写真参照…

川内倫子と広告写真

Ginzaの中綴じにあった、川内倫子の写真がとてもインパクトがあった。 ファイスブックのGINZAの公式ページにあったのを上に貼ったのだけれども、彼女の写真の良さがまったく出ていないので、どこがすごいのかをわかってもらうのは難しいと思う。 端的に言う…

オードリーヘップバーン

数年前にアメリカの雑誌に載っていた(LIFEだったと思う)1枚の写真は、表現しようのないものだった。 これが、その写真だ。 ハリウッドスター2人(オードリー・ヘップバーン&フレッド・アステア)のスナップ。パリの恋人(Funny Face)のリハーサルと思し…

小山敬三

カテゴリをアートにしちゃったんだけれど、小山敬三って「アート」の範囲なんだろうか、と考えたが、そもそもカテゴリーを芸術とやっちゃうと仰山なんだ。 まあ、それは置いといて。 紅浅間、いいよね。小山画伯の。 最初に見たのは、15年くらい前だったか、…