アアルト は、共同創業者だったアルテック以外のメーカーでも製品を発表している。
この椅子は、Model 2と言われる製品で、10年ほど前にアルテックから復刻版が発表された。
これは、1930年代のもので、座面は張り替えられていると思う。メーカーは、フィンランドのO.Y. Huonekalu- ja Rakennustyötehdas A.B.。
このO.Y. Huonekalu- ja Rakennustyötehdas A.Bからは、パイミオチェアや42、400、 402などが1930〜1940年代に発表されており、好事家が利用する、北欧の一部のオークション会場では、しっかりと「O.Y. Huonekalu- ja Rakennustyötehdas A.B」と説明されている。
日本に入ってくる、この時代の製品は、どれもアルテックと説明されている。ほぼ100%マークはないので、「本当かな」と疑ってみたくなる。
格安で買ったけれど、組み替えしないと、とても安心して座れない。破損はなく、状態としてはとても良い。
(画像は、オークション会場が撮影したもの。筆者の落札品)