Soren HansenのCanada Chair。
Soren Hansenは、デンマークの世界的な家具メーカー、Fritz Hansenの元社長(1955年-1975年)。指物技術士の資格を持っている、職人的なデザイナーだった。
以上は、織田憲嗣著の「デンマークの椅子」(光琳社出版・初版)からの情報。
背がスポーク上のタイプは北欧のサイトでもよく見かけるけれど、なぜか値が手ごろ。評価が低いのかな?
ちなみに、この椅子は、1500デンマーククローネ。
はっきり言って、安すぎるよね。
「デンマークの椅子」に載っていたのは(75P)、背がラミネートの一枚板で覆われていて、両側に支柱が通っている。なんでも、二人掛けもデザインされたそうで、10年くらいウエブで見つけているんだけれど、出てこない。
スキャンしようと思ったんだけど、本の綴代が傷んでいるのでパス。
このラミネート型を見て妄想をしているのだ。
今持っている、ArkaやSibboとの相性でいえば、ばっちり。
二人掛けならば、AXの3人掛けとも合いそう。
最近、メタルやプラスチックよりも、木の風合いに惹かれてしまう。
これは紛れもなく、オランダのショップサイトの影響かも。WonderWoodっていうショップは、木のプロダクトしか扱っていない。
ブックマークして10年くらいになるけれど、最初はピンとこなかった。けれど、今は旬だね。
木の椅子は、座っているとお尻が痛くなるという人もいる。でも、それは偏見だと思う。デザイナーは、すわり心地も計算しているしね。